生活クラブ、パルシステム、そして最後にオイシックスへ!

生活クラブ、パルシステム、そして最後にオイシックスへ!

前回では、生協、らでぃっしゅぼーや、大地を守る会を利用した感想を述べました。

今回は、生活クラブ、パルシステム、そしてオイシックスについて述べていきます。ふんふん、と思いながら読んでいただくうちに、それらとオイシックスとの違いがはっきりするはずです。

いろいろな面できつかった「生活クラブ」

大地を守る会をなんとなくやめてしまった私ですが、ある日実家の母から電話がかかってきました。

「生活クラブのオイスターソースがとってもおいしいのよ!」

なんと、近所の人からもらったオイスターソースの話をわざわざ私にしてきたのでした。

ふーん、そうなんだ。そんなにおいしいなら、私も欲しいな。

そんなある日。ピンポーンと家のチャイムがなり、「生活クラブです」と営業マンが立っているではありませんか。

「渡りに船」とばかり、私は生活クラブに加入しました。前々から「生活クラブは安心な食材で、しかも良心的な値段だ」と噂で聞いていたので、どんなものかと思っていたのです。

入ってみて、確かに「生活クラブ」の食材は安心安全なものをそろえていて、価格もまあまあ「ちょっと高めかな」という程度でした。品揃えは大地を守る会と似たりよったりでしょうか。(かなり忘れてしまった)

ところがです。生活クラブはシステムがすごく古かった。昔の生協のような感じで、「私たち生協の会員が自ら手掛けて活動しています」的なにおいがプンプン。

インターネットのこの時代に、ドライバーがどの家をまわるのかが書いた紙が渡されました。だいたいの時間を知らせるためのものですが、この近辺で誰が生活クラブに入っているのかモロわかりです。(汗)

個人情報とでも言えるのではないのか?と思いましたが、問題はそれだけではありませんでした。

個人情報がだだ洩れ?生活クラブの恐怖

ドライバーのルートにある「会員名」が分かるのですから、「あ!ゆかけんさんが入った!」と、ママ友たちに知れてしまったのです。(もちろん私も、ああ、あの人が入っていたのねとわかりました。)

「そんなこと別にいいじゃないの、悪いことしてるわけじゃないんだから」と思うかもしれませんが、それではすまないのです。

生活クラブっていうのは、入っている人がマジメな人が多く、環境問題や健康問題に関心が高いのです。

それゆえ、生活クラブは頻繁に「勉強会」なるものを開いており、私もことあるごとに呼ばれました。私は家で仕事をしているので、お断りしていたのですが…

ある日、ついに会員である友達から電話がかかってきて、「今度総会があるの。今年は私が司会をするんだけど、来年はゆかけんさんでお願いね。」と言うではありませんか。

なんと!総会がある!その司会をやれと?

とんでもない話です。そういうの嫌いなのに…

「これはやばい。このまま生活クラブに入っていたら、どっぷりと何かに浸かってしまう。」

恐怖に思った私は、生活クラブを早々に退会してしまったのです。

さらにこんなこともありました。

生活クラブは基本的に「会員が運営している」ので、問い合わせの電話も会員です。ところが、システムが整っていないため、あるいはきちんとしたマニュアルがないのか、その時々で相手の答えが違ってくるのです。

私が「この前はこう言われましたが?」と尋ねると、

「え?本当ですか?いったい誰がそんなこと言ったんですか?」と聞く始末。

どうやら、裏ではかなりバタバタしているみたいです。そんなことが2,3回ありました。

今では少し改善されたことを願いますが、私はそれっきり生活クラブと縁がなくなってしまいました。商品自体はとても良いものだったので、かなり残念です。

生活クラブは、生産者さんの元を訪ねてお話を聞いたり、勉強したりするので、環境や健康に関心があり、なおかつ時間のある人には適していると思います。(総会の司会を頼まれるかもしれませんよ。)

パルシステム

さて、生活クラブから脱退して間もないある日、またもや家のチャイムがなり、今度はパルシステムの営業さんが現れました。

この営業さんは大変良い人で、いろいろお話をしました。私が生活クラブでひどい目にあった話をすると、「皆さんそうおっしゃっていますよ」とのこと。なるほど、私だけではなかったのか。

さて、パルシステムも生協です。生協っていろいろあるんですね、パルシステムは普通の会社とばかり思っていました。

パルシステムの営業マンいわく「うちの商品は、(一般的な)生協さんと生活クラブの間みたいな位置づけです」と言いました。

なるほど、わかりやすい!

巨大スーパーに成り下がってしまった生協よりは「安全安心」にこだわっているが、生活クラブほど厳しくはない、ということです。

お試しセットで好印象を持った私は、そのままパルシステムに加入しました。

が!ここでもトラブルが発生したのです。

パルシステムとの間にトラブル発生

パルシステムは、「予約して購入する」という商品がいくつかあります。お米とか、パン豚だったかな(パルシステムで廃棄処分になるパンを餌として食べている豚)などを半年分予約して購入する、というものです。

パルシステムは農家さんや酪農家さんと契約していますから、ある程度の期間「これだけは売れる」という確約がほしいのでしょうね。それはわかります。

ただ、ドライバーさんに厳しいノルマが課されているのです。それが分かったのはある日の夜。

もう夜の9時を迎えようとしている時間に、家の電話が鳴りました。出てみるとパルシステムのドライバーさんでした。

ドライバー「ゆかけんさん、お米の予約をしてもらえないでしょうか?」

私「いや、お米はその時に買いますから。」

ドライバー「なんとかお願いできないでしょうか?あと一人なんです。あと一人予約をもらえないと、ボク帰れないんです。」

あまりにも気の毒だったので、私はお米を半年間予約しました。

でも、次はパン豚の予約をしてくれないかと電話がかかってきたのです。夜、ドライバーから…。

断るのが苦痛になって、私はパルシステムをやめてしまいました。

ドライバーさんいわく「夜に電話をかけると怒り出す人もいるんです」と。そりゃそうだろう(気の毒だけど)。

パルシステムは、ドライバーさんにきついノルマを課すのはやめたほうがいいです。私のように、パルシステムには何の恨みもないけれど、退会してしまう人が多いのではないかと思っています。

そして入会したオイシックス

実は、オイシックスには以前から興味を持っていました。独身男性のアラカワさんが「オイシックスはいいですよ」と教えてくれたのです。もう10年以上も前のことです。思えばアラカワさんは先見の明があったということです。

これまで生協、らでぃっしゅぼーや、大地を守る会、生活クラブ、パルシステムと経験してきた私ですが、オイシックスに加入してから「ミールキット」の素晴らしさに感動しています。

実は私は「ミールキット」なるものに少しだけ罪悪感を持っていました。自分で作らない料理を家族に出すわけにはいかない、と。

そう。私は古い人間だったのです。主婦は家族に自分の作ったものを食べさせるべきだとずっと思っていたのです。

ですが、オイシックスのお試しセットに入っていたミールセットを初めて調理して家族に食べてもらったとき、家族の反応に驚きました。

「おいしい!また食べたい!」

主婦にとって、家族の笑顔は何者にも代えられない嬉しさがあります。

私の古い考えは木っ端みじんに崩されました。それ以来、私は毎週オイシックスのミールキットを2,3種類は注文しています。

ミールキットは毎週20種類以上用意されていて、毎回違うミールキットが顔を出します。選ぶのも楽しみです。

どうやらオイシックスもこの「ミールキット」に一番力を入れているようで、毎週手を変え品を変え様々なジャンルのメニューが用意されています。

どのメニューにも共通して言えるのは「最初から最後までレシピどおりに作れば20分で作れる」というものです。

ここで、オイシックスのキットの特徴を3つ挙げてみましょう。

  • 20分以内で、主菜と副菜の計2品が誰でも完成できるようにレシピが作られている
  • 献立を毎日考えるという、日々の手間が省けてとてもありがたい
  • 食材が余らないので、無駄が出ずに環境にもやさしい

オイシックスの魅力はまだまだ語りつくせませんが、まずはお試しセットをぜひ経験してその魅力を味わってみてくださいね!

まずはお得なお試しセットから!